東京ウィンドオーケストラ

上映中

DCP

上映期間: 3月上旬まで

上映時間: 1時間14分


(C)松竹ブロードキャステイング

「昨日は役場でデータの集計。今日も役場でデータの集計。たぶん来年の今頃も役場でデータの集計。毎日同じことの繰り返しで、私もいずれ屋久杉になってしまうわ…」
物語の舞台は縄文杉で有名な世界自然遺産の離島・屋久島。東京のアマチュア吹奏楽団「東京ウィンドオーケストラ」のメンバー10人は、屋久島の町役場が主催するコンサートに出演するために島に招待される。島民から予想以上の熱烈な歓迎を受け、喜ぶ団員たちだったが、何かがオカシイ。そして楽団員の一人が会場に貼られてあったポスターを見て愕然とする。そこに書かれていた名前は「東京ウインドオーケストラ」。カタカナ1文字違い!イが小さい…日本を代表する有名吹奏楽団と間違えて、自分たちを島に呼んだことに気付いた楽団員たちは呆然とする。その頃、町役場の商工観光課の女性職員・樋口さんも何かがオカシイと感じ始め、調べ直すと自分が致命的な連絡間違いを犯しカルチャースクールを招聘したことに気付き愕然とする。逃げ出そうとしていた楽団員たち。ことの重大さに悩み何とかミスを取り繕うとする樋口さん。そしてこのピンチを脱すべく樋口さんが下した決断は“このまま本物ってことでいきましょう!”というものだった…。

「力のある監督が撮りたい映画を自由に撮る」「新しい俳優を発掘する」―映画への熱い思いをテーマにした、松竹ブロードキャスティング・オリジナル映画プロジェクト、第1弾の『滝を見にいく』(沖田修一監督)、第2弾の『恋人たち』(橋口亮輔監督)に続く第3弾。今回監督に抜擢されたのは、当館でも上映した『神奈川芸術大学映像学科研究室』でSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2013長編部門「審査員特別賞」を受賞、オリジナル脚本を引っさげて商業長編映画デビューとなる坂下雄一郎監督、31歳。
主演には、薬師丸ひろ子、葉月里緒奈を見い出した所属事務所社長が発掘した逸材、『永遠の0』『喰女―クイメ―』そして本作と同日公開の『惑う After the Rain』の中西美帆。その才能が開花した初主演映画…でも自転車に乗るのは見るからに下手(笑)。脇を『るろうに剣心』の小市慢太郎、『トイレのピアタ』の松木大輔が固め、オーケストラの楽団員にはワークショップで選抜されたフレッシュな才能を持ったキャリアも年齢もバラバラな新人俳優たち。
本プロジェクトの仕掛け人・深田誠剛プロデューサーのもと、雨に祟られた2週間の屋久島オールロケ、町民250人がエキストラ参加、まさに“松竹大船調喜劇”を思わせる、スタッフ・キャストの熱い想いが詰まったハート・ウォーミング・コメディ。

逃げるは罰だがヤク(屋久)に立った…
このままでいいわけがない、そう、何かに一生懸命になるために――
Re島で私はReセットする!

街に繰り出し、自ら映画のチラシを撒き、前売り券を売りさばき、ポスターをお店に貼ってもらったり…の草の根宣伝活動を行ってくれたキャストの皆さん、指揮者役の星野恵亮さん、トランペット役の遠藤隆太さん、トロンボーン役の及川莉乃さん、チューバ役の水野小論さん、ホルン役の嘉瀬興一郎さん、パーカッション役の川瀬絵梨さん、サックス役の近藤フクさん、フルート役の松本行央さん、ホルン役の青柳信孝さん、クラリネット役の武田祐一さん(注意:〇〇役と称しましたがもちろん楽器を演じたわけではなく演奏を担当した皆さんです・笑)、お疲れ様でした。そして、哀しくて悔しくて上手くいかなかった時に、何度貴女の存在に救われたことか…大好きです、中西美帆さん。皆さんの思いはきっと届きます!ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。


映画名

東京ウィンドオーケストラ

上映期間

3月上旬まで

上映時間

1時間14分

公式サイト

http://tokyowo.jp

配給

松竹ブロードキャスティング×パレード×アークフィルムズ

製作年・製作国

2016年/日本