戦場のメリークリスマス
4K修復版
4K修復版
上映期間: 2月上旬まで(予定)
上映時間: 2時間3分
(C)大島渚プロダクション
(C)大島渚プロダクション
1942年戦時中のジャワ島、日本軍の捕虜収容所。
収容所で起こった事件をきっかけに粗暴な日本軍軍曹ハラ(ビートたけし)と温厚なイギリス人捕虜ロレンス(トム・コンティ)が事件処理に奔走する。
一方、ハラの上官で、規律を厳格に守る収容所所長で陸軍大尉のヨノイ(坂本龍一)はある日、収容所に連行されてきた反抗的で美しいイギリス人捕虜のセリアズ(デヴィッド・ボウイ)に心を奪われてしまう。
クリスマスの日にハラは「ファーゼル・クリスマス」と叫んでロレンスとセリアズを釈放してしまう・・・。
(C)大島渚プロダクション
(C)大島渚プロダクション
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大島渚監督、最大のヒット作。
戦闘シーンのない戦争映画、出演は全て男。
第36回カンヌ国際映画祭で、そのテーマを巡って大きな話題を巻き起こした本作は、デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、内田裕也などの本業が俳優ではない個性的なキャスティングで原作者の日本軍俘虜収容所での体験を描いた、戦闘シーンが一切登場しない異色の“戦争”映画。
捕虜となるジャック・セリアズ少佐を演じたデヴィッド・ボウイの美しさと存在感が随所で際立ち、坂本龍一扮するヨノイ大尉が次第にセリアズに惹かれていく様が描かれる。
東洋と西洋の文化の対立と融合という複雑なテーマゆえに企画は難航し、製作費は膨らんだが、ビートたけしがラジオやテレビでネタにしたことで話題が独り歩きするなど、従来の映画プロモーションとは違う展開になったことも功を奏して、配給収入10億円の大ヒットにつながった。
本作で初めて映画音楽を手掛けた坂本龍一によるテーマ曲
「Merry Christmas,Mr.Lawrence」
は映画史上屈指の名曲として今なお愛され続けている。
(C)大島渚プロダクション
これが本当に最後の最後・・・!
大島渚監督の最大ヒット作、鮮明によみがえる―
2021年4月に、当館にて上映し大ヒットを記録した『戦場のメリークリスマス 4K修復版』。
しかし、上映期間中に政府より緊急事態宣言が発令。当館を含む多数の映画館が休館し、一時上映中止の状態に。その後上映は再開されましたが、本作を観たい気持ちはあっても自粛を余儀なくされたお客様も多かったのでは、と・・・。
本作は2023年4月に国立機関に収蔵される予定とのこと。
そこで!
収蔵前の最後の大規模ロードショーが決定!
鮮明によみがえった本作をスクリーンで観られる貴重な機会を、どうぞ、どうぞお見逃しなく!
(C)大島渚プロダクション
戦場のメリークリスマス 4K修復版
2月上旬まで(予定)
2時間3分
アンプラグド
1983年/日本・イギリス・ニュージーランド合作
劇場案内