謎の先に、彼女の人生が見えてくる。

ある夜、シルクのドレスを着た若い女が死んだ。

片足には靴がない。
不釣り合いなほどの高級ドレス。
５ヶ所もの執拗な刺し傷・・・。

この謎めいた事件を担当するのが警視庁犯罪捜査部のジュール・メグレ警視（ジェラール・ドパルデュー）。

わずかな手掛かりをもとに、メグレは名前すらわからないこの若い女を殺した犯人を探すことになった―

『仕立て屋の恋』原作＆監督コンビ、ふたたび！
ジョルジュ・シムノン＆パトリス・ルコント監督

生誕１２０周年を迎えたフランスを代表するミステリー作家ジョルジュ・シムノン。
原作「メグレと若い女の死」は隠れた傑作とファンの間でも名高く、２０２３年２月に再出版されたばかり。

そしてこの度、シムノンのファンでもあるパトリス・ルコント監督が映画化！

事件から一人の女性の生涯を解き明かしていく様を、ルコント監督ならではの情感を込めて描き、深い余韻を残す・・・。

名優ジェラール・ドパルデューが好演！

主人公メグレを演じるのは、フランスきっての名優ジェラール・ドパルデュー。
これまでチャールズ・ロートン、ジャン・ギャバン、マイケル・ガンボン、ローワン・アトキンソンなど名優たちが演じてきた役柄だが、身長１８０センチ、体重１００キロという原作に最も忠実で大柄な俳優ドパルデューこそが最高のはまり役！

アニメ「名探偵コナン」の“目暮警部”というキャラクターが存在しているように、後世の作品にも多大な影響を残している「メグレ警視シリーズ」。

パイプとソフト帽で親しまれているメグレ警視の名推理、いよいよ新宿武蔵野館でも始まります！