上映期間: 【ご好評につき延長決定!】6月8日(木)まで
上映時間: 1時間49分

(C) TS Productions, France 3 Cinema, Longride – 2022

(C) TS Productions, France 3 Cinema, Longride – 2022
パリ、セーヌ川に浮かぶ
船のデイケアセンター
今日もここにはいろんな人たちがやってきます
パリの中心地、セーヌ川のきらめく水面に照らされた木造建築の船に、今朝もひとり、またひとりと橋を渡ってやってくる。
ここ<アダマン>はユニークなデイケアセンター。
精神疾患のある人々を無料で迎え入れ、創造的な活動を通じて社会と再びつながりを持てるようサポートしている。

(C) TS Productions, France 3 Cinema, Longride – 2022

(C) TS Productions, France 3 Cinema, Longride – 2022

(C) TS Productions, France 3 Cinema, Longride – 2022
みんな違ってみんな良い。
奇蹟のような船<アダマン>
この船では誰もが表情豊か。
即興のコンサートでフレンチロックを熱唱!
ワークショップでは、色とりどりの絵を描き、カフェでレジ打ちをしてお客さんのお気に入りのカップにコーヒーを淹れる。
精神科医療の世界に押し寄せる“均一化”、“非人間化”の波に抵抗して、共感的なメンタルケアを貫くこの場所を二コラ・フィリベール監督は「奇跡」だという。
<アダマン>の日々をそっと見つめる眼差しは、人々の語らう言葉や表情の奥に隠されたその人そのものに触れていく。
そして、深刻な心の問題やトラウマを抱えた人々にも、素晴らしい創造性があり、お互いの違いを認め共に生きることの豊かさを観るものに伝えてくれる。
本作は、間違いなく最も「優しい」映画であり、この時代にもたらされた“希望”そのものである。

(C) TS Productions, France 3 Cinema, Longride – 2022

(C) TS Productions, France 3 Cinema, Longride – 2022

(C) TS Productions, France 3 Cinema, Longride – 2022
ベルリン国際映画祭で「まさかの」金熊賞《最高賞》受賞!
日仏共同製作の「優しい」ドキュメンタリー、緊急公開!!
今年2月、第73回ベルリン国際映画祭でクリステン・スチュワートら審査員たちが華々しい作品群のなか金熊賞《最高賞》を贈ったのは、ある1本のドキュメンタリーだった・・・。
「人間的なものを映画的に、深いレベルで表現している」と賞賛された本作を手がけたのは、世界的大ヒット作『ぼくの好きな先生』(02)で知られる現代ドキュメンタリーの名匠二コラ・フィリベール監督。
多様性が叫ばれるずっと以前から、社会的マイノリティーとされる存在や価値が共存することを淡々と優しい眼差しで捉え続けてきた。

(C) TS Productions, France 3 Cinema, Longride – 2022

(C) TS Productions, France 3 Cinema, Longride – 2022

(C) TS Productions, France 3 Cinema, Longride – 2022
金熊賞受賞の大きな反響を受けて、25カ国以上での公開が決定&日本でも時期を繰り上げて緊急公開が決定!
本作には、二コラ監督と20年来の交流を持つ配給会社ロングライドが『人生、ただいま修行中』(18)に続き、共同製作として参加。
さあさあ皆さま、是非ご一緒に。
アダマン号に乗ってみ(観)ませんか?

- 映画名
アダマン号に乗って
- 上映期間
【ご好評につき延長決定!】6月8日(木)まで
- 上映時間
1時間49分
- 配給
ロングライド
- 製作年/製作国
2023年/フランス・日本合作