それでも私は生きていく

上映中

字幕

DCP

R15+(15歳未満の方はご入場いただけません。)

上映期間: 6月上旬まで(予定)

上映時間: 1時間52分


病気の父親の介護、仕事、子育て、新たな恋
懸命に生きようとする女性の物語

サンドラ(レア・セドゥ)は、夫を亡くした後、通訳の仕事に就きながら8歳の娘リン(カミーユ・ルバン・マルタン)を育てるシングルマザー。

仕事の合間を縫って、病を患う年老いた父ゲオルグ(パスカル・グレゴリー)の見舞いも欠かさない。

しかし、かつて教師だった父の記憶は無情にも徐々に失われ、自分のことさえも分からなくなっていく。
彼女と家族は、父の世話に日々奮闘するが、愛する父の変わりゆく姿を目の当たりにし、サンドラは無力感を覚えていくのだった。

そんな中、旧友のクレマン(メルヴィル・プポー)と偶然再会。
知的で優しいクレマンと過ごすうち、二人は恋に落ちていくが・・・。

レア・セドゥをイメージして
書きました
彼女に新しい光を
当ててみたかったから

監督:ミア・ハンセン=ラブ

ミア・ハンセン=ラブ監督の最新作
世界的な人気を誇る俳優レア・セドゥが新境地を開拓!

第66回ベルリン国際映画祭で銀熊(監督)賞を受賞し、今やフランス映画界を代表する存在となったミア・ハンセン=ラブ監督の8作目。
自身の経験をもとに“悲しみ”と“喜び”、正反対の状況に直面する一人の女性の心の機微を繊細に描き、“人生讃歌”とも言える上質なヒューマンドラマに仕上げた。

中でも光るのが主人公サンドラを演じるレア・セドゥの存在感。
彼女の起用について、「人間味のある人物としてカメラで捉えたかった」と監督が語る通り、複雑な心境を見事に表現し、第75回カンヌ国際映画祭にてヨーロッパ・シネマ・レーベルを受賞した。

エリック・ロメール監督作品を思わせる陽光や草木の緑など、35ミリフィルムで撮影された温かみのある色彩にも注目。

泣きたくなることもあるけれど、
喜びや悲しみと共に
人生はこれからも続く―


映画名

それでも私は生きていく

上映期間

6月上旬まで(予定)

上映時間

1時間52分

公式サイト

https://unpfilm.com/soredemo/

配給

アンプラグド

製作年/製作国

2022年/フランス・イギリス・ドイツ合作

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