エドワード・ヤンの恋愛時代
4Kレストア
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上映期間: 【ご好評につき延長決定!】10月5日(木)まで
上映時間: 2時間09分
(C)Kailidoscope Pictures
エドワード・ヤン監督最大の野心作にして青春群像劇の傑作が
今、鮮やかに蘇る-
急速な西洋化と経済発展を遂げる1990年代前半の台北。
モーリーが経営する会社の状況は良くなく、彼女と婚約者アキンとの仲もうまくいっていない。
親友チチは、モーリーの会社で働いているが、モーリーの仕事ぶりに振り回され、恋人ミンとの関係も雲行きが怪しい・・・。
(C)Kailidoscope Pictures
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私たちの求めるものはどこにあるの?
モーリーとチチの二人を主軸としつつ、同級生・恋人・姉妹・同僚など思い悩める10人の男女の人間関係を二日半という凝縮された時間のなかで描いた本作は、急速な成長を遂げている大都市で生きることで、目的を見失っていた登場人物たちが、自らの求めるものを探してもがき、そして見つけ出していく様を描いている。
彼らの姿は、情報の海の中で自らの求めるものを見失いがちな、現代に生きる人々の姿と見事に重なり、初公開当時に正当な評価を受けたとは言い難い『エドワード・ヤンの恋愛時代』が、いかに時代を先取りしていたのかが今こそ明らかになる。
(C)Kailidoscope Pictures
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ハリウッド・リポーターが『ヤンヤン 夏の想い出』を21世紀の映画ベストワンに選出し、現在第一線で活躍する映画作家たちが口々にその影響力の大きさを語るなど、没後15年以上経っても、その存在感が増し続けるエドワード・ヤン。
映画史上に屹立する『牯嶺街少年殺人事件』(1991)の直後1994年に、前作と全く異なるアプローチで現代の台北で生きている男女を描き、エドワード・ヤンのフィルモグラフィの中でも最大の野心作『エドワード・ヤンの恋愛時代』。
2022年のヴェネチア国際映画祭で4K版がワールドプレミアされるやいなや、トロント、NY、東京と世界中の映画祭が相次いで上映し、「90年代の台北で描かれるすべてのことは、21世紀の大都市でも起こることだ」(Time Out)と絶賛された、早すぎた傑作。
2023年の新宿武蔵野館の暗闇(スクリーン)の中で、どうぞご堪能くださいませ。
(C)Kailidoscope Pictures
1982年
光陰的故事/第2話「指望」
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1983年
海灘的一天(海辺の一日)
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1985年
タイペイ・ストーリー
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1986年
恐怖分子
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1991年
牯嶺街少年殺人事件
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1994年
エドワード・ヤンの恋愛時代
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1996年
カップルズ
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2000年
ヤンヤン 夏の想い出
エドワード・ヤンの恋愛時代 4Kレストア
【ご好評につき延長決定!】10月5日(木)まで
2時間09分
ビターズ・エンド
1994年/台湾
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