２２年前何してましたか？

観る人みんなが幸せになる。
あの瞬間、あの感動を、もういちどスクリーンで！

数々の歴史を塗り替えた名作が２２年の時を経て蘇ります！

フランス本国をはじめ、日本、そして全世界でロングランヒットとなり、映画祭でも賞レースを席巻した本作。
日本では、女性ファッション誌やカルチャー誌がおしゃれでかわいい『アメリ』を大々的に誌面で紹介され、ジャン＝ピエール・ジュネ監督のファンはもちろんのこと、多くの人々から公開前より大きな注目を浴びる。
そして、公開当日。今はなきミニシアター「シネマライズ渋谷」１館限定で公開されたが、『アメリ』を待ち焦がれていた人々が朝からスペイン坂の上から井の頭通りまで並び、「観たいのに観られない！」と悲鳴があがるほどの大盛況。

テレビのワイドショーや男性週刊誌も『アメリ』を取り上げ、本作は社会現象と化し、再上映も含むと日本全国、全１６０館の映画館で上映され、ミニシアター系映画としては異例の拡大公開、大ヒットを記録した－。

風変わりな両親の間に生まれたアメリ。
父の誤解から学校に通えず、子ども時代は一人空想の世界で過ごしてきた。
やがて大人になり、カフェ「ドゥ・ムーラン」で個性的な同僚や常連客に囲まれながら働き、パリの下町、モンマルトルで居心地のよい毎日を送っていた。

ある日ふとしたことをきっかけに、壁の裏に隠されていた宝箱が４０年振りに現れた。
誰かの写真、おもちゃのレースカー、自転車の模型などがきれいに収められている宝箱。
そしてアメリは、宝箱を持ち主に届けるサプライズを思いく！
翌朝からアパルトマンの管理人のマドレーヌや１階の食料品店に声を掛けたりと、持ち主捜しの冒険に夢中になる。

持ち主候補は全員が人違いで肩を落とすアメリだったが、古株の住民、レイモンのサポートもあり、宝箱を返す極秘ミッションは大成功！
持ち主の元少年が大喜びをする姿は、アメリの心を動かした。
得意のいたずらで人々を幸せにするお手伝いをしようと思い立つアメリ。

早速お節介プロジェクトを立ち上げたアメリだったが、とある日、以前地下鉄ですれ違った男性を見かける。
あわてて追いかけたものの、モペッドに乗った彼は何かを落として走り去ってしまった。
落とし物は、失敗した証明写真が大量に貼られたクリエイティブなアルバム。
アメリはその男性に興味を惹かれていく－。