上映期間: 【2週間限定上映】9月19日(木)まで
上映時間: 1時間29分
もう一度、この世を見つめることができるとしたら
人生が終わってしまった人々の前に現れる“とりつくしま係”(小泉今日子)は
「この世に未練はありませんか。あるなら、なにかモノになって戻ることができますよ」
と告げる。
夫のお気に入りのマグカップになることにした妻(橋本紡)、
だいすきな青いジャングルジムになった男の子(楠田悠人)、
孫にあげたカメラになった祖母(磯西真喜)、
ピッチャーの息子を見守るため、野球の試合で使うロージンになった母(安宅陽子)。
人生のほんとうの最後に、モノとなって大切な人の側で過ごす時間。
『カメラを止めるな!』を生み出したENBUゼミナール「シネマプロジェクト」第11弾作品『とりつくしま』。
長編デビュー作『ほとぼりメルトサウンズ』が、大阪アジアン映画祭、ニッポン・コネクション(ドイツ)などに選出された東かほり監督が、母である東直子さんの小説『とりつくしま』(筑摩書房)を原作に、脚本・監督を手がけた特別な作品です。
ワークショップオーディションには399名がエントリーし、23名の俳優が出演。
そして小説のファンである小泉今日子が、重要な役どころとなる“とりつくしま係”として物語に寄り添います。
死んでしまったあと、モノになって大切な人の近くにいられるとしたら
とりつきたいモノは、なんですか?
すこし寂しいけれど、やさしくて、やわらかい。そんな世界へと、皆さまをご案内いたします。
新宿武蔵野館で、お待ちしております。
- 映画名
とりつくしま
- 上映期間
【2週間限定上映】9月19日(木)まで
- 上映時間
1時間29分
- 公式サイト
- 配給
ENBUゼミナール
- 製作年/製作国
2024年/日本