上映期間: 12月12日(木)まで(予定)
上映時間: 1時間36分
完璧な人生のようにみえていたベテラン映画監督ジョヴァンニ。
順調なキャリア、傍にはずっと一緒に映画を製作してきたプロデューサーの妻、頭の中には5年に1本では追いつかないほどの溢れんばかりの新作のアイディア。
順風満帆な人生代。
でも、そう思っていたのはジョヴァンニだけだった!
ローマのチネチッタ撮影所で新作の撮影が始まると、畳みかけるようにジョヴァンニを災難が襲う。
女優は大嫌いなミュールを履いてきた上に演出に口を出してくる。
作品を理解してくれていたフランス人プロデューサーは詐欺師だったと判明!
妻には突然別れを告げられる!
映画を愛し家族を愛し、懸命に生きてきたはずのジョヴァンニに襲いかかる不運の数々。
映画は完成するのか?家族の愛をとり戻せるのか?果たしてジョヴァンニはどう切り抜けるのか!
変化の激しい時代に、ちょっと取り残されて、戸惑うジョヴァンニが見つけた人生で本当に大切なこととは?
ヴィスコンティ「ベリッシマ」フェリーニ「甘い生活」ウィリアム·ワイラー「ベン·ハー」「ローマの休日」など数々の名作が生まれたローマの映画撮影所。
現在までに3000作以上が撮影され90以上の作品がアカデミー賞にノミネートされている。
異才ナンニ・モレッティの監督人生50年の集大成!?
『監督ミケーレ黄金の夢』でヴェネツィア、『ジュリオの当惑とまどい』でベルリン『親愛なる日記』でカンヌ、40歳にして3大映画祭を制覇した早熟の天才モレッティ監督。
23歳でデビューの後、若くしてその才能を認められ、モレッティアーノと言われる熱狂的なファンを持つモレッティ監督が軽やかに描く未来への希望!
キャストには、『夫婦の危機』(2006)からモレッティ作品5回目の出演となるマルゲリータ・ブイ。
そして、『そして僕は恋をする』(1996)や『007 慰めの報酬』(2008)、『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)など幅広い活躍で国際的な俳優として人気を得ているマチュー・アマルリック、『夫婦の危機』(2006)から17年ぶりの出演となったシルヴィオ・オルランド、パオロ・フランキ監督の「見つめる女」で主演を務め2005年のフェルザン・オズペテク監督の「Cuore Sacro」でダヴィデ・ディ・ドナテッロ賞の最優秀主演女優賞を受賞したバルバラ・ボブローヴァなど、豪華俳優陣が集結した。
フェリーニやキェシロフスキ、スコセッシなど心底愛する映画へのオマージュと自身の過去作品を引用しながら映画の持つ魔法の力と可能性を探る本作。
ちょっと迷惑??でも愛さずにはいられない映画監督の映画をめぐる、イタリア中を元気にした大ヒットコメディがいよいよ公開!!
武蔵野館でも会いましょう
- 映画名
チネチッタで会いましょう
- 上映期間
12月12日(木)まで(予定)
- 上映時間
1時間36分
- 配給
チャイルド・フィルム
- 製作年/製作国
2024年/イタリア・フランス合作
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