ワン・フロム・ザ・ハート リプライズ -4Kレストア版-

70/80年代 フランシス・F・コッポラ 特集上映 -終わりなき再編集-

上映中

字幕

DCP

※当館は2K上映

※株主優待券・招待券は、特別興行のため使用不可。

上映期間: (予定) 11月29日(金)~12月5日(木)/12月13(金)~19日(木)


© 1982 Zoetrope Studios

未公開映像を含め、大胆に再編集を施した『ワン・フロム・ザ・ハート リプライズ-4Kレストア版-』をはじめとした一挙4作品を上映!

2度のアカデミー作品賞・パルムドールを受賞。
スタジオ倒産危機、幾度の自己破産、終わらない再編集・・・

映画史に燦然とその名を刻むフランシス・フォード・コッポラ
我々はまだ、彼を超える映画監督に出逢えていない。

そんなフランシス・フォード・コッポラ70/80年代に発表された作品を中心に特集上映を開催!!

『ワン・フロム・ザ・ハート リプライズ-4Kレストア版-』One From the Heart

【上映期間(予定)】
◆11月29日(金)~12月5日(木)
◆12月13(金)~19日(木)

© 1982 Zoetrope Studios

© 1982 Zoetrope Studios

再編集を加えた4Kレストア版

7月4日の独立記念日を明日に控えたラスベガスの街。
出逢って5周年の記念を迎えたフラニーハンク
旅行社に勤めるフラニーはボラボラ島行きの航空券を、ハンクは家の権利書をそれぞれプレゼントするが、些細なことから口論が発展し、フラニーは家を出ていくことに。

お互いがお互いをどこかで思いながら、行きずりに出会った相手と刹那的な恋に落ちていく・・・

© 1982 Zoetrope Studios

© 1982 Zoetrope Studios

コッポラは「スタジオにラスベガスを完全再現する」という前人未到のセット撮影を敢行。
ハリウッドの歴史の中でも桁外れの規模、なんと約125000個の電球を設置、16㎞のネオンを生み出した!!

その偉業は、自身のスタジオを倒産へと導くことに・・・。

「歴史上最も美しく練られたサウンドトラック」と評されたトム・ウェイツ&クリスタル・ゲイルによる架空のベガスの夜を彩るサウンドトラックも必聴!!

監督:フランシス・フォード・コッポラ
脚本:アーミアン・バーンスタイン、フランシス・フォード・コッポラ
出演:フレデリック・フォレスト、テリー・ガー、ナスターシャ・キンスキー
1982年/アメリカ/93分

※当館は2K上映

© 1982 Zoetrope Studios

構想期間40年、キャリアラストの噂も飛び交い公開が待ち焦がれる最新作『メガロポリス』もカンヌ上映直後から賛否両論の意見が聞こえるが、思えば彼はいつも“逆境”に立ちながら、彼自身が求める“映画”を孤独に作り上げてきた。

今やそれを無くして映画史は語れない不動の傑作『地獄の黙示録』も撮影現場トラブルの数々、延び続ける撮影日数、無慈悲に嵩み続ける製作費・・・

結果的に興行的に成功を収めたものの、その次作『ワン・フロム・ザ・ハート』では前作の成功を自ら食い潰し、スタジオ閉鎖という悲惨な結果を招く。

“再編集”を何度も監督自ら手がけ、2023年に未公開映像を含めて大胆に生まれ変わった『ワン・フロム・ザ・ハート リプライズ ‐4Kレストア版‐』。

劇場公開版からより原作小説に近づけたディレクターズ・カットに“最高のクオリティ”を自ら求め監修も行った『アウトサイダー コンプリート・ノベル ‐4Kレストア版―」。

そしてプロデューサーであるコッポラと監督であるヴェンダース、二人の確執をおさめた『リヴァース・アングル:ニューヨークからの手紙』(ヴェンダース監督『ハメット』の撮影裏であり、『ハメット』と併映)。

またパルムドールを受賞し、作品賞を含むアカデミー賞3部門ノミネート(同年の作品賞は『ゴッドファーザー PART II』が受賞)のコッポラの隠れた名作『カンバセーション…盗聴… ‐4Kレストア版‐』がラインナップした特集上映。

コッポラ監督作品はすべて“完璧”を求めて作り直された4Kレストア版の“新作”となっている。


映画名

ワン・フロム・ザ・ハート リプライズ -4Kレストア版- 70/80年代 フランシス・F・コッポラ 特集上映 -終わりなき再編集-

上映期間

(予定) 11月29日(金)~12月5日(木)/12月13(金)~19日(木)

公式サイト

coppola-reprise2024.com/

配給

グッチーズ・フリースクール

製作年/製作国

1982年/アメリカ