上映期間: 【ご好評につき延長決定!】1月23日(木)まで
上映時間: 1時間52分
変わりゆく世界で、変わらないもの。
2006年、国王陛下が退位の意向を発表し、ブータンは民主主義体制へと移行する。
総選挙で新しいリーダーを選ぶ必要があるが、ブータンでは選挙を実施したことがない。
国民の理解促進を図るため、政府は選挙委員をブータン全土に派遣し、4日後に“模擬選挙”の実施を決定する。
周囲を山に囲まれたウラ村。
山で瞑想修行中のラマのもとを訪れた僧侶のタシは、模擬選挙の報を聞いたラマから「次の満月までに銃を二丁手に入れてほしい」と頼まれる。
戸惑うタシに、ラマは「物事を正さねばならん」と話す。
時を同じくして、銃コレクターのロンがブータンに到着。
ウラ村に昔の貴重な銃があると知り、アメリカから取引にやってきたのだ。
ロンは、運転手と通訳を務めるベンジとともに村へ向かう。
一方タシは、村中の家々を尋ね歩き、ペンジョーという村人の家に銃があるという噂を手に入れる。
銃を譲ってもらうためペンジョーの家に向かうが、一足先にロンとベンジが訪れていて・・・。
ラマが銃を必要とした理由は?
選挙は、村人たちに幸せをもたらすのか-。
大ヒット作『ブータン 山の教室』に続く、パオ・チョニン・ドルジ監督、待望の第2作!
長編映画監督デビュー作の『ブータン 山の教室』(2019)が世界中でサプライズヒット、第94回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされ、ブータン映画初のオスカー候補という歴史的快挙を成し遂げたパオ・チョニン・ドルジ監督。
前作では秘境ともいえる地で、伝統を守りながら生きる人々の暮らしを活写しつつ、“学ぶ”ことによって未来は切り開かれていくのだと示した監督が、今回モティーフに選んだのは「選挙」。
初めての選挙によって“変化”を求められ戸惑う村の人々の姿を、前作同様、温かい眼差しと飄々としたユーモアで紡ぎながら、本当の幸せとは何かを、観る者に問いかける。
(DEADLINE)
「刺激的で鋭い洞察力に富んだ風刺コメディ」
(THE HOLLYWOOD REPORTER)
「素晴らしい!茶目っ気のある批評性」
(VARIETY)
世界各国の映画祭で愛されて、遂に日本公開!
アカデミー賞Ⓡ前哨戦と呼ばれる第50回テルライド映画祭でワールドプレミアされるや批評家たちがこぞって大絶賛!
続くトロント国際映画祭、ローマ国際映画祭など世界各国の15以上の映画祭に招かれ、一般観客の投票によって選ばれる観客賞4つを含む6つの賞を受賞。
前作『ブータン 山の教室』同様、アカデミー賞Ⓡ国際長編映画部門ブータン代表に選出され、今作ではショートリスト入りを果たした。
アメリカの映画批評サイト「ロッテントマト」では批評家によるスコアが94%フレッシュ、一般観客によるスコアが100%と高い満足度を示している。(2024年9月25日 現在)
現代を生きる人々に気づきをもたらす、ハートウォーミング・テール!
なぜ、選挙に銃が必要なのか・・・?
その答えは、新宿武蔵野館のスクリーンにて・・・!
- 映画名
お坊さまと鉄砲
- 上映期間
【ご好評につき延長決定!】1月23日(木)まで
- 上映時間
1時間52分
- 公式サイト
- 配給
ザジフィルムズ、マクザム
- 製作年/製作国
2023年/ブータン・フランス・アメリカ・台湾合作
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