上映期間: 6月下旬まで(予定)
上映時間: 2時間19分
NYにある観光客向けの大型レストラン
“いつも通り”ドラマチックでカオスな一日に、とんでもない事件が起きる
スタッフの多くが移民で構成されたニューヨークの観光客向け大型レストラン「ザ・グリル」。ここの厨房は、いつも目の回るような忙しさ。ある朝、店のスタッフ全員に売上金盗難の疑いがかけられてしまう。
加えて次々に新しいトラブルが勃発し、料理人やウェイトレスたちのストレスはピークに。カオスと化した厨房での一日は、無事に終わるのだろうか…。
イギリスの戯曲を原作に、舞台をニューヨークに移して描く【厨房=世界の縮図】
ハリウッド女優ルーニー・マーラを迎え気鋭のメキシコ人監督アロンソ・ルイスパラシオスが描いたのは「厨房=世界の縮図」。約70年前の戯曲「調理場」を原作に、今も昔も変わらない国同士の格差と埋まらない溝を盛り込んだ痛烈かつユーモラスなエンターテインメントに仕上げた。監督が第64回ベルリン国際映画祭で最優秀新人賞を受賞してから一貫して用いてきたドキュメント手法が本作にも盛り込まれ、圧巻の14分間ノーカットシーンは必見!
トラブルメーカーのメキシコ人シェフ・ペドロを『コップ・ムービー』(21年、アロンソ・ルイスパラシオス監督)で2022年のアリエル賞最優秀主演男優賞を受賞したラウル・ブリオネス、ペドロの恋人で秘密を抱えるアメリカ人ウェイトレス・ジュリアを『ドラゴン・タトゥーの女』(11)、『キャロル』(15)のルーニー・マーラが演じる。

劇場ディスプレイ
シェイクスピアにとっては
この世界が舞台であったろう。
しかし、私にとっては、それは調理場なのだ。
━━アーノルド・ウェスカー(原作)
現代に蘇る戯曲「調理場」をぜひ武蔵野館で!
- 映画名
ラ・コシーナ/厨房
- 上映期間
6月下旬まで(予定)
- 上映時間
2時間19分
- 配給
SUNDAE
- 製作年/製作国
2024年/アメリカ・メキシコ合作