上映期間: 3月下旬まで(予定)
上映時間: 1時間18分
この気まずさは限界突破。
“ぜんぜん大丈夫じゃない” 私たちの今(リアル)。
⼤学の卒業を間近に控えたある⽇、ダニエルは神経質な⺟親の頼みで、誰が亡くなったのかも知らされないまま親戚の葬式(シヴァ ※ユダヤ教徒が親族を亡くしたときに⾏う7⽇間の喪の期間)へと参列する。故⼈の⾃宅へ到着すると、その場に居合わせた幼馴染で元カノのマヤがロースクール(法科⼤学院)に合格したことで賞賛を受ける⼀⽅、ダニエルはパッとしない進路や容姿の変化について親類縁者たちから不躾に詮索され、次第に⾝の置き所を失っていく。そんな中、ついさきほど会っていたシュガーダディ(パパ活相⼿)のマックスが、容姿端麗な実業家の妻・キムと泣き叫ぶ⾚ん坊を連れて現れる。親に⽢えていたい、性的に魅⼒的に⾒られたい、⾃⽴した⼈間でありたい──ダニエルはさまざまに使い分けている「顔」とプライドをどうにか保とうとするが、やがてそのプレッシャーは限界に達し、⾃らの⼿にも追えない事態を招くことになり……。
ニューヨークで15週連続上映の異例のロングランを達成した
話題のカミング・オブ・エイジストーリー
『ボトムス 最底で最強?な私たち』(23)のエマ・セリグマン監督の⻑編デビューとなる本作は、21歳のときに⼤学の卒業制作として⼿がけた短編「Shiva Baby」の⻑編版。監督⾃⾝が経験した「シヴァ(ユダヤ教徒の葬儀)での気まずく滑稽な時間」に“シュガーベイビー(パパ活⼥⼦)”の友⼈たちのエピソードを重ね合わせ、⾃らの価値や将来に不安を抱く⼤学⽣・ダニエルが⾃⼰崩壊の危機に直⾯する決定的な数時間の出来事を描く。
短編に続き主演をつとめたのは、アメリカで絶⼤な⼈気を誇るマルチ・クリエイターのレイチェル・セノット。本作でゴッサム賞を受賞するなど俳優としての地位を確⽴した。そのほか、ウディ・アレン監督作の常連でもあるフレッド・メラメッドほか、モリー・ゴードン(『シアター・キャンプ』)、ダニー・デフェラーリ(『オッペンハイマー』)、ダイアナ・アグロン(『glee/グリー』)など実⼒派俳優が脇を固める。また、2025年にドラマ「⼈⽣の最期にシたいコト」「ブラック・ミラー」シリーズでエミー賞にノミネートされたアリエル・マルクスが⾳楽を担当し、ミニマルかつ不穏さを孕んだスコアで賞賛を集めた。
制作当時はCOVID-19の影響で多くの映画祭が中⽌を余儀なくされる中、2020年8〜9⽉にかけて複数の映画祭でオンライン上映が実現し、同年のトロント国際映画祭で初の劇場上映。その後、ニューヨークで16週にわたる異例のロングランを達成した話題のカミング・オブ・エイジ・ストーリーが、ついに⽇本で劇場公開を迎える。
- 映画名
Shiva Baby シヴァ・ ベイビー
- 上映期間
3月下旬まで(予定)
- 上映時間
1時間18分
- 配給
SUNDAE
- 製作年/製作国
2020年/アメリカ、カナダ