上映期間: 9月10日(木)まで(予定)
上映時間: 1時間33分
ドイツの勝利を願ってはいけないの?
世界が変わる一週間の物語。
1945年、第二次世界大戦末期のドイツ北部・アムルム島は、本土へ向かう爆撃機が上空を飛行しながらも、どこか楽園のような静寂を保っていた。
疎開してきた 12歳の少年・ナニングは、戦地から戻らぬ父に代わり、農作業で得たわずかな食糧で妊娠中の母や幼い弟、叔母ら家族を支えている。
しかし、ヒトラーに心酔する母・ヒレが彼の訃報を受けて心身ともに崩壊してしまうと、ナニングの日常も一変していく。
生気を失い、食事を拒むヒレが唯一欲したのは、たっぷりのバターとはちみつが塗られた白パンだったー
ドイツの名匠 ファティ・アキン監督キャリア史上最大の新境地!
恩師の幼少期にまつわる実話を描き出す
『女は二度決断する』(17)や、『屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ』(19)などで数々の映画祭を席巻し続け、22年にドイツで公開した『RHEINGOLD ラインゴールド』では1000万ドル近い興行成績をマークするなど、ドイツを代表する名匠ファティ・アキン監督。
本作は、彼の恩師でありドイツ映画界の重鎮ハーク・ボームの幼少期の記憶を、愛弟子であるアキンが映画化した渾身の一作である。
第78回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門に正式招待されたほか、ドイツで最も影響力のある第47回バイエルン映画賞にて最高賞を受賞、ドイツ国内で観客動員数55万人を突破し大ヒットを記録するなど、国内外問わず世界的に喝采を浴びている。
さらにはアキンとは初タッグとなる『インデペンデンス・デイ』(96)の撮影監督を務めた、カール・ウォルター・リンデンローブによるアムルム島の絵画のような海景、そして張り詰めた静寂の瞬間を美しく捉えた映像が高く評価され、第40回全米撮影監督協会賞にもノミネートされた。
少年の瞳に刻まれた、崩壊しゆくナチス・ドイツの悲劇と重圧
――VARIETY
ファティ・アキン史上最も美しく、最も残酷な最高傑作
――SCREEN DAILY
母の願いを叶えるための冒険の中で、ナチスへの忠誠が当たり前だった少年が目にする、戦争の終わりと家族の秘密。
彼が守りたかった世界を揺るがす、静かなる衝撃が明かされる―。
- 映画名
白パンと独裁者
- 上映期間
9月10日(木)まで(予定)
- 上映時間
1時間33分
- 配給
ビターズ・エンド
- 製作年/製作国
2025年/ドイツ