郷愁鉄路

~台湾、こころの旅~

上映中

字幕

DCP

※株主優待券は、特別興行のため7月18日(木)まで使用不可。

上映期間: 【2週間限定上映】7月18日(木)まで

上映時間: 1時間46分


(C)Pineal Culture Studio

台湾と鉄道を愛するあなたに捧ぐ、情緒溢れる記録映像

台湾南部の鉄道路線「南廻線」。
パイナップル畑や線路の近くまで迫る海など大自然の中をSLやディーゼル列車がのんびりと走り抜ける旅情豊かな路線で、地元住民はじめ、多くの人々に愛されてきた。

しかし、2020年に全線で電化され、その模様は変化を遂げた―。

(C)Pineal Culture Studio

鉄道と鉄道員の姿を記録した台湾初の鉄道文化ドキュメンタリー映画が入線!!

台湾でドキュメンタリー監督として活躍するシャオ・ジュイジェン監督が4年の歳月をかけ、失われていく沿線の原風景と鉄路をカメラにおさめ、鉄道員やその家族、「南廻線」を愛する人々の想いを記録として残した。

本作を完成させるため、シャオ・ジュイジェン監督のもとに台湾映画界を代表する精鋭スタッフ陣が集まった。

4年間で撮りためた莫大な映像を巧みにつなぎ合わせたのは、台湾をベースに映画編集を務め、これまで150本以上の作品を手掛けてきたチェン・ボーウェン
その業績は高く評価され、金馬奨にて「最佳電影工作者奨」(最優秀映画スタッフ賞)や「年度台湾傑出電影工作者奨」(年間台湾傑出映画スタッフ賞)を受賞している。

さまざまな列車の走る音を繊細に映像に載せたのは音響の巨匠ドゥ・ドゥーチー
台湾を代表する音響編集者で、その実力は台湾や香港の名監督から最も信頼されており、台湾の金馬奨、香港の金像奨だけでなく、2001年の第54回カンヌ国際映画祭にてホウ・シャオシェン監督『ミレニアム・マンボ』(01年)で高等技術院賞(芸術貢献賞)を受賞している。

そして台湾民謡の要素を取り入れた音楽は、チェン・ミンジャンが作曲している。
チェン・ミンジャンは作曲だけでなく、ギターや月琴の演奏家でもあり、“台湾民謡の巨匠”と称されている。
30年以上にもおよぶ作曲活動で生み出された曲は、CMなどで多く起用されており、映画音楽では是枝裕和監督『幻の光』やホウ・シャオシェン監督『戯夢人生』などの音楽を手掛けた。

(C)Pineal Culture Studio

人や貨物を運ぶだけでない
人と人とのこころをつなぐ
……それが鉄道

本作を手掛けたのは、シャオ・ジュイジェン(蕭菊貞/HSIAO Chu-chen)監督。
台湾のドキュメンタリー映画監督で1994年国立清華大学経済学部を卒業し、ジャーナリストとして活躍する。
大学在学中からドキュメンタリー映画製作を始め、デビュー作である『博盛、這孩子』(原題/日本未公開)が、台湾若手映画人の登竜門と知られる金穂奨(Golden Harvest Awards)で優等録影帯を受賞し注目を浴びる。
その後も1年に1本のペースで作品を製作し、1999年に製作した『紅葉野球チーム』は金馬奨最優秀ドキュメンタリー作品賞を受賞するなど高評価を受け、山形国際ドキュメンタリー映画祭やアムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭、釜山国際映画祭などでも上映された。その後も台湾を舞台にしたドキュメンタリー映画を世に送り出し、数多くの賞を受賞する。
現在は母校である国立清華大学の副教授も務めている。

↑武蔵野館エレベーターラッピングが本作仕様に!

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↑武蔵野館ロビーにて特製ディスプレイ展開中!

↑武蔵野館ロビーにて特製ディスプレイ展開中!

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鉄道を守り続ける鉄道員と台湾の記憶を共に残した人々に捧げる、情緒溢れる鉄道文化ドキュメンタリー『郷愁鉄路~台湾、こころの旅~』がいよいよ“新宿武蔵野館”駅に入線!
藍皮車はじめ、台湾でもその姿を見る機会が減ったSLやディーゼル機関車など、多くの魅力的な列車が劇中に登場します。
その雄姿を是非劇場でお楽しみください!

こころの旅へ、出発進行!


映画名

郷愁鉄路 ~台湾、こころの旅~

上映期間

【2週間限定上映】7月18日(木)まで

上映時間

1時間46分

公式サイト

on-the-train-movie.musashino-k.jp

配給

武蔵野エンタテインメント

製作年/製作国

2023年/台湾

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