上映期間: 1月中旬まで(予定)
上映時間: 1時間50分
「完璧な少女は、なぜ屋上から飛び降りたのか-?」
周囲に馴染めず、転校を繰り返してきた少女・杏菜(美絽)。
母(河井青葉)に無理やり連れられ、新たに入学することになったのは、厳格な規律のもとで生徒が共同生活を送るキリスト教の寄宿学校だった。
そこで杏菜は、少女・莉花(蒼戸虹子)と出会う。
莉花は踊りが上手く容姿も端麗、クラスメイトや教師からの信頼も厚い完璧な少女だった。
クラスに馴染めないでいた杏菜だったが、担任教師の澤井(門脇麦)からも一目置かれる存在である莉花とだけは、ルームメイトとして徐々に心を通わせていく。
しかし、ある日突然、莉花は屋上から飛び降りて命を絶ってしまう。
幼なじみの栞(池端杏慈)でさえ、莉花の突然の死の理由は分からず、寄宿学校には深い悲しみと戸惑いが広がる。
そんな中、杏菜は自分の荷物に紛れ込んでいた莉花の一冊の〈日記〉を発見する。
ページをめくるたび、莉花の苦悩や怒り、痛み—— そして、言葉にできなかった“ある秘密”が浮かび上がる-。
その秘密に触れた杏菜と少女たちの心は揺さぶられ、初めて“自分”と向き合い始める。
やがて日記から青白く揺れる“鬼火”のような魂が現れ、杏菜の心に静かに入り込む。
その魂に導かれ、杏菜は予想もつかない行動へと踏み出す——。
観る者は知らず知らずのうちに、その奇妙で美しい世界へと引き込まれていく。
これまでの少女映画が触れなかった、“死の向こう側”へ――
第73回サン・セバスティアン国際映画祭New Directors部門のクロージング作品として選出され、現地のワールドプレミア上映後には熱い喝采を浴びた本作。
監督を務めたのは、『21世紀の女の子』(19)の一篇「reborn」で注目を集め、中編「レイのために」(19)や短編「木が呼んでいる」(20)など数々の映画賞を受賞した経歴をもつ坂本悠花里監督。
少女たちの繊細な感情を耽美にすくいとった唯一無二の映像感覚で、鮮烈な長編映画デビューを飾る。
かつて観たことのない奇妙で美しい“ファントム・ファンタジー”、いよいよ武蔵野館にて公開!
©2025 BITTERS END/CHIAROSCURO
- 映画名
白の花実
- 上映期間
1月中旬まで(予定)
- 上映時間
1時間50分
- 配給
ビターズ・エンド
- 製作年/製作国
2025年/日本