上映期間: 5月下旬まで(予定)
上映時間: 1時間59分
名前:ラビエ・クルナス、性格:天真爛漫 ときどき 厚かましい
愛する息子を救うためー オカン、都へ行く。
オカン版『エリン・ブロコビッチ』!大絶賛の嵐!
観る人すべてに力をくれる、愛と勇気のエンパワーメント・ムービー!
2001年、アメリカ同時多発テロのひと月後。ドイツのブレーメンに暮らすトルコ移民一家の“オカン”ラビエ・クルナスは、長男のムラートが旅先で“タリバン”の嫌疑をかけられ、キューバのグアンタナモ湾にある米軍基地の収容所に収監されてしまったことを知るー。
「何それ? なぜそんな地の果てに?」
無実の息子を救うために奔走するラビエだったが、警察も行政も動いてくれない。藁にもすがる思いで、電話帳で見つけた人権派弁護士ベルンハルトは、あることを提案する。
「アメリカ合衆国最高裁判所で、政府を訴える集団訴訟に加わろう。」
そしてついに、ホワイトハウスに請願書を渡すため、ラビエはワシントンD.C.へ向かう──!
◆第72回ベルリン国際映画祭で銀熊賞2冠(主演俳優賞、脚本賞)!
◆第72回ベルリン国際映画祭 最優秀主演俳優賞(銀熊賞)[メルテム・カプタン]
◆第72回ベルリン国際映画祭 最優秀脚本賞(銀熊賞)[ライラ・シュティーラー]
◆2022年ドイツ映画賞 作品賞<銀賞>、主演女優賞、助演男優賞
監督を務めたのは、『グンダーマン 優しき裏切り者の歌』(18)などで知られるドイツの俊英アンドレアス・ドレーゼン。
収監中の5年間を綴ったムラート・クルナスの著書を読んだ監督は、訴訟も裁判もないまま収容所に送り込まれ、5年も出られなかったという事実に憤りを感じ映画化を計画。
しかし、あまりにも悲惨な内容に二の足を踏んでいた。
そんな中で出会ったムラートの母ラビエ・クルナスの一癖も二癖もある天真爛漫なキャラクターに魅せられ、作品の方向性が決定。シリアスなテーマにもかかわらずコメディタッチで軽妙な快作が誕生することになった。
主演には、ラビエ本人と同じくトルコ系ドイツ人であり、アメリカでミュージカル俳優として活動したのち、ドイツに拠点を移し人気コメディアンにまで上り詰めた経歴を持つメルテム・カプタンをキャスティング。
いつも元気で時に厚かましい母ラビエと冷静な弁護士ドッケのコンビが、立場を超えて理解し合い、協力していく姿をぜひ武蔵野館のスクリーンでお楽しみください!
■本予告
- 映画名
ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ
- 上映期間
5月下旬まで(予定)
- 上映時間
1時間59分
- 配給
ザジフィルムズ
- 製作年/製作国
2022年 / ドイツ、フランス
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