イーちゃんの白い杖
特別編
特別編
上映期間: 【2週間限定上映】5月23日(木)まで
上映時間: 1時間48分
「命は、ひとつ」
静岡県に暮らす、生まれつき目が見えないイーちゃん(小長谷唯織)と、重い障がいをもつ2歳下の弟・息吹。遡ること25年前、盲学校に通うイーちゃんは次第に「どうして自分だけ違うのか」と疑問を抱き始める。
たくさんの友だちと離れ離れになり、いじめを経験し、大好きなピアノに触れても晴れない心・・・。
自殺という二文字が頭をよぎったとき、隣には病と向き合い前進し続ける弟がいた。
次々にやってくる挫折や苦難、数えきれないほど立ちはだかる壁をひとつずつ乗り越えた先に、幸せはやってくる。
2018年に静岡3映画館で公開後、翌年には東京でも公開され観客を感動の渦に包み込んだ『イーちゃんの白い杖』。
新たな映像も追加された『特別編』は2024年1月から2月にかけフジテレビ系列28局で放送されるやいなや、絶賛の声が続々と上がった。
さまざまな壁と向き合いながら、力強く生き、輝かしい未来へ向かって前進し続ける姿は、多くの人々の心を打ち、生きる希望を与えてくれる-。
障がい者になったら人生終わるのか、隠れるようにして生きなければならないのか。
そうであるなら変えたい、生まれながらに障がいがあっても、人生半ばで障がい者になっても堂々と生きられる社会にしたい、と私は養護学校(現在の特別支援学校)の教員免許を取得したうえでマスコミに入りました。
入退院を繰り返し、手術を乗り越える息吹君と父が重なったのも事実です。
仕事と看病に疲れ果てた時、イーちゃん家族の強さはお手本でした。
どれだけ励まされたか。もらった元気・勇気を多くの方に届けたい-。そう願い取材を続けてきました。
『イーちゃんの白い杖 特別編』はどこか笑えて、ちょっぴり泣けて、「あすから頑張ろう」と思える映画です。記者人生をかけた25年がここに詰まっています。
-橋本真理子 監督-
ニューヨーク・フェスティバル2024
ドキュメンタリー・普遍的関心部門 金賞受賞!
2023年日本民間放送連盟賞 テレビ・グランプリ受賞
2023年日本民間放送連盟賞テレビ部門「エンターテインメント」最優秀賞
2023年日本民間放送連盟賞特別表彰部門「放送と公共性」最優秀賞
第61回ギャラクシー賞入賞
数々の賞を総なめにした本作がふたたび映画館へ!!
新宿武蔵野館のスクリーンで、皆さまをお待ちしております。
イーちゃんの白い杖 特別編
【2週間限定上映】5月23日(木)まで
1時間48分
浜松市民映画館シネマイーラ
2023年/日本
劇場案内